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ラケット 19.10.2018

ヘッドライン案: 新しいピュアアエロ。さらなるパフォーマンスの向上をめざした正確さの追求。

19ものグランドスラムタイトルを獲得したピュアアエロ。そんな成功を収めたラケットをさらに進化させることは、つねに挑戦です。しかし、この夏からラファエル・ナダルが使用しているニューバージョンは、スピンをはじめ、従来モデルのクオリティーを確保しながら、より優れた安定性と打球感を実現しています。

製品を改良していく上で鍵となるのは、テニスの進化という視点です。新しいピュアアエロの仕様も、ゲームを分析し、プレーヤーの現場からのフィードバックに基づき設計されました。担当マネージャーのアレクサンドル・イスラエルは次のように語ります。

「80年代は、スピンは守備のための戦術でした。それが、相手をかく乱するための攻撃的な戦術になり、今はスピンで各ポイントのゲームをリードし、支配するという新しい時代に入っています。そこで必要になってくるのは、安定性を高め、パワーをコントロールできる高性能なスピンをいかに提供できるかなんです。それが新しいピュアアエロにおける設計の基本になっています」。

それを実現するために、バボラの設計チームは、新しいピュアドライブで使われているSMACテクノロジーを採用。SMACとは振動を抑制し、打球感を高める新しい技術です。ピュアドライブではスロート部分に採用していますが、ピュアアエロでは、その特性を考慮して、ヘッドの3時と9時の部分に採用しました。

その他にも複合材料において世界的な知名度を誇るショマラ社と協力。同社の炭素繊維を織り込んだ「カーボンプライ・スタビライザー」をラケットのスロート部分に採用することで、かつてないハイレベルな安定性を実現しています。「剛性に優れたカーボン素材で、打球時の優れた安定性を実現し、コントロール性も向上しています」とアレクサンドル・イスラエルは語ります。

また新しいピュアアエロでは、ストリンギングも容易になりました。大会ストリンガーであるルシエン・ノグエは、「全体に単一の溝を設け、左右どちらからでも張ることができる新しいストリングパターンを採用しました。どちらから張っても、ストリングになんの問題はありません」と言っています。

ラケットの外観やデザインにこだわらないプレーヤーはいません。それについて、アレクサンドル・イスラエルはこう述べています。「ラケットの性能面を強調する意味でも、オーストラリアに生息する猛毒のヘビをイメージしたタイパン・イエローという新しい黄色を使っています。マット調のメタリック仕上げは、自動車の世界を連想させ、アエロダイナミックなタイポグラフィと相まって、ピュアアエロの挑発的なデザインは、コートでもひときわ目立つ躍動感を演出してくれると思います」。

2017年からは、ラファエル・ナダルもラケットの開発に積極的に参加するようになりました。色使いをはじめ、モンテカルロの大会では、彼の「承認」スタンプを入れるなど、製品のリリースにおける重要な役割も果たしています。ラファは、全米オープンに向けたハードコートシーズンの最初からこのラケットを使っている唯一の選手ですが、次の全豪オープンからは、その他のバボラチームの選手も新しいピュアアエロを使用する予定です。

ラファによる全仏11勝という快挙もあり、新世代のピュアアエロが世界中のビッグステージやコートで注目を集め、そのベストセラーとしての地位は、より強固なものになることでしょう。

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