バボラとウィンブルドン
10周年を迎えるパートナーシップ

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公開日 2023年07月07日

1877年以来テニスの最高峰イベントであるウィンブルドンと、1875年創設のテニス用品のエキスパートであるバボラは、世界のテニスを牽引する2大ブランドとしてパートナーシップを結んでします。バボラは、テニスラケット、シューズ、バッグ、ラケットサービスのウィンブルドンのオフィシャルパートナーです。2022年大会では4,757本以上のラケットサービスを提供しました。

バボラは、ウィンブルドンの芝のコート専用にデザインしたシューズを、出場選手をはじめ大会を支えるボールボーイ、ボールガール、グランドスタッフに提供しています。これは、バボラとウィンブルドンのオフィシャルパートナーシップのほんの一例にすぎません。そして2023年、バボラは、世界で最も権威あるテニスイベントとのパートナーシップ10周年を迎えます。

バボラとウィンブルドンのパートナシップの始まりは2013年。大会出場選手(男子/女子シングルスとダブルス、混合ダブルス、ジュニア男子/女子シングルスとダブルス、車椅子、招待イベントなど、さまざまな種目に参加する100人以上のバボラプレーヤーを含む)のニーズに合わせてラケットとストリングを提供するため、バボラのエキスパートチームが、ATPやWTAのトッププレーヤーのラケットを準備します。

また、アイコニックなラケットのバボラピュアドライブのスペシャルバージョンや、ラケットホルダー付きのバックパック、ミシュランアウトソールを使用したグラスコートモデルを含むテニスシューズのラインアップを取り揃えたバボラ公式ウィンブルドンコレクションもデザイン、展開しています。大会期間中、バボラのウィンブルドンシューズは、バボラの契約選手のみならず、ボールボーイやボールガール、グランドスタッフなどのスタッフにも着用されています。

テニスストリングの発明者であるピエール・バボラのひ孫にあたる、現CEOのエリック・バボラは、「150年近くにわたる絶え間ない進化の一環として、バボラは、最高品質をともに追求する、信頼できるパートナーを探し求めてきました。過去10年間、ウィンブルドンと全英ローンテニスクラブチームと取り組み、今もウィンブルドンのパートナーブランドであることは光栄であり、名誉なことです。今後もテニスの発展のためにパートナーシップを続けていけることを楽しみにしています」とコメントしています。

オールイングランドクラブのマーケティング&コマーシャル・ディレクターのウサマ・アルカサブ氏は、「ウィンブルドンとバボラの関係は、約10年前のオフィシャルライセンシーから、オフィシャルパートナー、そして大会オフィシャルストリンガーへと発展してきました。

それは、バボラが大会オフィシャルストリンガーとして、最高品質のストリングで世界的に高い評価を得ていることを反映したものです。このパートナーシップにより、ウィンブルドンのファンは、ウィンブルドンショップで購入できるバボラのウィンブルドンコレクションで、1年を通して最高のプレーを楽しむことができます」と説明します。

両社の歴史は1860年から1870年代まで遡ります。ウィンブルドンはクロケットクラブとして設立されましたが、1874年にローンテニスのルールが制定されると、クロケット用芝生の一部をテニスに使用し、1877年に第1回選手権大会を開催しました。バボラはもともと、ソーセージの皮、手術用の糸、楽器の弦、アーチェリー用の天然ガットを加工していましたが、1875年に最初のテニスラケット用ストリングを開発し、その事業範囲を広げました。

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