バボラが3年連続でマドリード OPのオフシャルストリンガーに

ラケット、ストリング、テニス用品で世界をリードするバボラが、今年もマドリードOPにて公式ストリンガーを務めます。

バボラによって提供されるラケットは、グローバルの専門チームによって準備されます。ATPならびにWTAランキングに名を連ねるトッププレーヤーのニーズに忠実に応えるよう、細心の注意を払って実現されています。4月22日から5月5日までの大会会期において、16台のストリングマシンと、5か国から集まった16名のストリンガーが動員されます。バボラは、2023年大会で3,414本のラケットのストリングを手がけています。

バボラは、テニスの公式ルールが規定された翌年にあたる1875年に、世界初となるナチュラル ガットストリングを発案しました。以来、たゆまないイノベーションを実現し、スポーツ界の歴史に名を刻むブランドとして進化し続けています。1925年、父親のあとを継いだアルベールによってVSモデルが作られます。この革新的なナチュラルストリングは、フランスのテニス四銃士 (ジャン・ボロトラ、ジャック・ブリュニョン、ルネ ・ラコステ、アンリ・コシェ) 、そしてスザンヌ・ランランによってその名は広く知られるようになりました。VSストリングの名声は、世界中のテニス界に浸透することになります。テニスの進化に寄り添うポール・バボラは、プレーヤーにより適したストリングを提供するために、イノベーションに取り組み続けました。1955年、ブランド初のナイロンを使用した合成ストリング、エラスコードが誕生します。この革新により、プレースタイルに合わせてフィットしたストリングを手にすることが出来るようになりました。

2010年にブラックの、革新的な8角形モノフィラメントとなるRPMブラストが発売されると、バボラのストリング市場におけるゆるぎないポジションが確立され、ラファエル・ナダルやカルロス・アルカラスなどのトッププレーヤーが、さらなるスピンを取り入れられるようになります。トッププレーヤーに応えるモノフィラメントストリングだけでなく、バボラは、クラブプレーヤーに向けた開発にも力を入れています。最近では、Xalt (2023) が実現されています。2つの特許を取得したテクノロジーを用いたマルチフィラメントストリングは、あらゆるストロークに卓越の快適さを保証します。

1970年代に初の電動ストリングマシンを発明するなど、バボラはラケット競技市場のリーディング企業としての存在感を示しています。テニスとともに進化し続けるバボラは、スポーツの最前線で、プロトーナメントのサポートを続けています。