2024年に初めてのモデルが登場して以来、それぞれの分野で世界をリードする2つのブランドが、新たなコラボレーションモデルを発表しました。「BL002」と名付けられたこの新モデルは、高いパフォーマンスと精度を兼ね備え、心地よい打球感と快適なプレー体験を提供します。パデル愛好者はもちろん、スーパースポーツカーを愛する方にも魅力的なラケットです。
2025年、新シリーズが登場
2つの巨匠が培ってきたノウハウを融合させた協力関係は、一過性のものではありません。バボラとランボルギーニは2024年から長期的なパートナーシップをスタートさせました。BL002パデルラケットは、すべてのパデルプレーヤーが手にできる初めてのモデルであり、この提携を象徴する第2弾となります。スポーティなデザインに加え、3KカーボンとKoridionフォームを用いた高剛性の一体型モノコックフレームを採用し、エネルギー伝達を最適化しています。これらの素材はランボルギーニの自動車やバボラのラケット製造にも使われているものです。結果としてBL002は、360gという扱いやすい重量でありながら高性能かつ快適にプレーでき、幅広い層に親しみやすいラケットとなっています。BL002シリーズはランボルギーニのスーパースポーツカーに着想を得たグリーンとブラックの2色展開で、5,000本限定で販売されます。
2024年に発表されたBL001シリーズは、イタリア・ボローニャ近郊サンタアガタ・ボロニェーゼにあるランボルギーニ本社で、バボラの研究開発チームと共同で製造されました。このコレクターズラケットは、スーパースポーツカーのシャーシデザインから直接インスピレーションを受け、1つひとつ丁寧に手作業で仕上げられ、大きな反響と成功を収めました。

2025年、BL002モデルはバルセロナ近郊にあるバボラ・パデルスタジオで完全設計されました。このラケットは、ラケットやゲームテクノロジーにおけるバボラの専門性と、カーボンファイバー製造技術やデザインにおけるランボルギーニの知見が融合して誕生しました。
両社のチームは継続的に交流を重ね、今回はイタリアのエンジニアがスペインを訪れ、特に素材面での専門性を提供しました。この協業は、両ブランドの本格的な融合の成果です。バボラ・パデルスタジオでは、自社ラケットのテストや開発、新たな製造手法の探求を行っています。このスタジオの役割は、プレーヤーのニーズに応える革新を実現することであり、必要に応じて小ロットやカスタム、限定モデルを、パデル発祥の地スペインで生産することです。
バボラとランボルギーニのパートナーシップの進展について、バボラCEOのエリック・バボラはこう語ります:「バボラとランボルギーニは、それぞれラケットスポーツ(テニス、パデル、バドミントン)とスーパースポーツカーの分野で世界をリードし、技術力と専門性を共有することで特別なパデルラケットを生み出しています。私たちのノウハウと革新への挑戦は、あらゆるレベルや目標を持つプレーヤーのためにあります。より多くのパデルファミリーに高性能なラケットを楽しんでもらいたいと考えており、その実現に向けて日々取り組んでいます。バボラ・パデルスタジオから誕生した初のラケットであるBL002は、ブランドにとって重要な節目であり、長期プロジェクトの集大成です。」
ランボルギーニのチーフ・マニュファクチャリング・オフィサーであるラニエリ・ニッコリも、このコラボレーションについて次のように述べています:「ランボルギーニとして、バボラとのコラボレーション第2章を発表できることを大変誇りに思います。このパートナーシップは単なる製品デザインを超え、ラケットスポーツとラグジュアリー自動車工学という2つの世界の融合を象徴しています。私たちのカーボンファイバー製造チームは、この新しいラケットの開発に直接携わり、素材に関する専門知識と“メイド・イン・イタリア”のノウハウをスペインのスタジオに提供しました。このラケットは、すべてのパデル愛好者とスーパースポーツカー愛好者にとって憧れの存在となるでしょう。」