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PARTNERSHIP 11.06.2018

緊張感がみなぎるオフィシャル・ラケット&ストリンギング・サービスの現場で。

バボラがローラン・ギャロスで、ラケットのチューニングやストリンギング・サービスを提供するようになって8年。大会期間中の3週間に渡り、17人のストリンガーがひっきりなしに選手たちのラケットの準備にあたります。緊迫した空気に包まれた、その現場をのぞいてみましょう。

ローラン・ギャロスのテニスクラブの真ん中で繰り広げられるバボラのオフィシャル・ラケット&ストリンギング・サービス。そんなバボラのパフォーマンスは、まるでバレエの舞台のようです。ひとつの調和の中で、誰もが外科医のような精度が求められる重要なミッションに取り組んでいます。ミッションはラケットが受付に持ち込まれた瞬間から始まり、まず選手やコーチ、その関係者から集めたデータを入力します。「ラファエル・ナダルの場合は、状況にもよりますが、カルロス・モヤが来ることが多いですね。これがとても大事です。テンションやストリングの正確な情報が必要ですからね」と言うのは、ラケット&ストリンギング・サービス部門のマネージャーであるエリック・フェラッツィ。これらのすべての作業はコンピュータ化されており、80年代のような紙と鉛筆ではありません。そして受付が終わり、ラケットがチームの手に委ねられると、バレエの舞台が始まります。ただしローラン・ギャロスでは、ストリングをクランプする前に、圧縮空気による重要な工程が必要です。「クレーコートの土のかけらが1つでも残っていると、ストリンギングの際にラケットが破損してしまうことがあります。だから、ラケットのクリーニングは欠かせません。グロメットにエアスプレーを吹きかけ、徹底的にきれいにしてやるんです」とフェラッツィ。そしてクリーニングが終われば、ラケットはスムーズな流れに乗るように、プロのストリンガーの妖精のような指に引き継がれていきます。

ローラン・ギャロスでは不可欠なストリンギングの前のクリーニング。1つでも土のかけらが残っていると、それはラケット破損の原因に。

“真のテニスファンでもあるストリンガーたちは、チャンピオンたちのニーズに応えるために、残業もいとわず夜遅くまで働き続けます。「毎回同じ人にストリンギングを依頼する選手もいます。たとえば今年のラファエル・ナダルの担当は、アメリカ人のジョン・ニュートンです。テンションの正確さが試合に影響することは誰もが知っていることなので、どこまで正確にやれるかをめざすわけです。普通は、リクエストを受け、すべての工程を踏むと、ストリンギングにかかる時間は20分から25分です。しかし、これは緊急のリクエストではなく、普通のペースでやれる場合です」とエリック・フェラッツィ。ゲーム中における緊急のリクエストの場合、話はまったく違ってきます。「一気にテンションが高まりますね。1秒もムダにできません。10分から12分で仕上げなければならないのです」。それに加えて、コートからストリンギング・センターまで必死で走って、またコートに戻る時間を加えるとトータルで20分。「足腰も丈夫じゃないとできませんね」と笑いながらフェラッツィは話します。

こうした一連の調和がとれた動きを見ていると、彼らの真剣さだけではなく、彼らがストリンギングを心から楽しんでいることを感じとることができるでしょう。「私のチームはすべて真のテニスファンです。ローラン・ギャロスでもう21年もやっている人もいて、忙しい中でも大会がどうなっているかをしっかりフォローしているようです」とエリック・フェラッツィ。昨年このチームが手がけたラケットは約5,000本。距離にして58kmのストリングを使い、平均テンションは23.5 kgでした。”

大会出場選手すべてにカスタマイズ・サービスを

さらに、より優れたサービスを提供するために、大会に出場するすべての選手に対して、ラケットのカスタマイズ・サービスを提供することにしました。2人の専任スタッフが、重さとバランスの両面からラケットを正確に調整します。「私たちのカスタマイズ・サービスは、基本的には契約選手のために年間を通じておこなわれています。大会期間中、出場選手全員に、このサービスを提案することは意義のあることで、理にかなった決断であり、きっと喜んでもらっていると思います」と、エリック・フェラッツィ。

朝早くから夜遅くまで、バボラのラケット&ストリンギング・サービスは、機敏で活発な活動を展開しています。10か国のメンバーからなるチームの共通語は、ストリング、ノット、そして、あの誰もが知っているロゴのステンシルマークです。「ローラン・ギャロスとパートナーシップを組んで以来、私たちの目標は変わりません。選手たちにグランドスラムにふさわしいラケットのカスタマイズやストリンギング・サービスを提供すること、それだけです」とエリック・フェラッツィは話を締めくくりました。

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